1998-12-17 第144回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
これを見ると、いかにこういう形で水増し操作がやられているかということがわかるわけです。基礎的な数値の提案はまさに企業が行うわけですよね。そして、防衛庁の担当者がネゴによってこの数値を査定する、こういう仕組みがずっと行われているわけです。こういう発注者である防衛庁と受注者である企業、これが客観的な基準なくしてネゴで決める。その一方の当事者が言うまでもなく防衛庁だと、そういう仕掛けがあるわけですよ。
これを見ると、いかにこういう形で水増し操作がやられているかということがわかるわけです。基礎的な数値の提案はまさに企業が行うわけですよね。そして、防衛庁の担当者がネゴによってこの数値を査定する、こういう仕組みがずっと行われているわけです。こういう発注者である防衛庁と受注者である企業、これが客観的な基準なくしてネゴで決める。その一方の当事者が言うまでもなく防衛庁だと、そういう仕掛けがあるわけですよ。
それが自由連合の収入になって、そして結局収入の水増し操作によって三分の二条項をクリアして、算定額どおり一億六千八百万円の交付額決定を受けています。そういうふうに報道されています。そうなりますと、これはもう本当に三分の二条項があってさえそうなんです。これは三分の二条項をこれでクリアしているんだということですか。
本件の事態の究明につきましては、競馬会におきまして、本問題に関する調査委員会を設けて調査を実施し、その結果判明した不正経理、水増し操作の事実に基づきまして、ただいま御発言のございましたような、実行着たる発馬機会社の専務理事の告訴を行っております。
エス・イー・エスという会社は、日本発馬機への部品機材等の納入に際しまして水増し操作を加えまして日本発馬機に請求を行い、その水増し請求に対応して発馬機会社は支払いを行っておるわけです。五十四年一月一日からことしの十一月二十一日までの間に、この水増し額はおおよそ二億五千万円に上っております。